その革の名前は「浦上レザー」。まさに10年以上と時を越えて今蘇る伝説の革なのです。
ここでは「浦上レザー」について、いったいどんな革なのか?革質はどうなのか?などなどご紹介したいと思います。
浦上レザー、それはまさに伝説とも言われる革。
浦上レザーは兵庫の浦上製革所が制作するレザー。以前は久保田スラッガーのグラブに使われていましたが、諸事情からここ数年は使われなくなり、愛好者からは惜しむ声も多かった伝説のレザーです。
以前は久保田スラッガーのグラブに使われていた・・・。(あの久保田スラッガーで)※非常に良い意味で。なぜ使われなくなったのかは現段階では調査が住んでおりません。。。
その浦上レザーを使用したグラブが 2018年のATOMS展示会で発表されました。当店でATOMSグラブを取扱いを始めたきっかけになったもの、個人的にこの浦上レザーのグラブ「UR-2」を購入したことでした。
その当時はなんとなく「へぇーそんな革なのね」程度しか知ってませんでしたが、型を付け、撫で回していくにつれ、革の柔軟性、軽量感、ハリ、コシが本当に素晴らしいなぁと感じました。もちろんATOMSさんの縫製も素晴らしいのですが、まさに「この革」×「この型」×「この技術」=「素晴らしい」でした。
こちらは2018年に発表された浦上レザーUR-2になります。
2020年Professional Line-浦上レザーグラブ ラインナップ
ATOMS Professional Line-浦上レザーグラブ 【UR-1】
【APL-UR1】
大きめの内野手用。ウェブ先も強くして球際にも強いタイプ。
【個人的な印象】
スラッガーでいうところのL7Sのサイズ感。
グラブは内野手としてはやや大きめですが、浦上レザーの軽さもありハンドリングは想像以上に軽快!
やや大きいので、土手紐抜きなどを施し、グラブ全体を柔軟に使用できるようにすることにより、よりダイナミックなプレーを実現可能にする。そんなグラブですね。
Professional Line-浦上レザーグラブ 【UR-1】ご購入はこちらから
ATOMS Professional Line-浦上レザーグラブ 【UR-2】
【APL-UR2】
横振りにも使える深いグラブ。しっかり掴む二遊間向けモデル。
【個人的な印象】
昭和の後半から平成のにかけての名二塁手が使用していた。
そんな懐かしさと渋さを感じるグラブ。
「この型だから、この革」
いや、
「この革だから、この型」
私世代のとっつぁん野球坊やにとっては「ドンピシャ」なロマン溢れるグラブなのですが、私は是非ともこれから未来の野球少年、高校球児の方にもこのグラブの可能性と魅力に少しでも触れてもらえたら、、、感無量です!
Professional Line-浦上レザーグラブ 【UR-2】ご購入はこちらから
ATOMS Professional Line-浦上レザーグラブ 【UR-3】
【APL-UR3】
捕球面折り返しが無く、最も浅いグラブ。 当て捕り重視のプレイヤー向け
【個人的な印象】
この浅さ、このカット・・・。ん?
この指がピンと立った感じ・・・。
これは!そうこの型はあのメーカーのレジェンド的型なのです。
あのメーカーでは受注生産グラブを購入可能なのです!
この革だから可能にするこの型!って感じのグラブです。
Professional Line-浦上レザーグラブ 【UR-3】ご購入はこちらから
ATOMS Professional Line-浦上レザーグラブ 【UR-4】
【APL-UR4】
深くなりにくい設計。変幻自在にどんな打球にも対応できるモデル。
【個人的な印象】
小ぶりなグラブですが、ポケットは広く使え、土手紐抜きでさらに可能性が広がるそんな捕球面。
深くなりにく設計ですので、捕球→スローイングはスムーズ。
ウェブ下でしっかり捕球も全く問題なく可能。
グラブ全体にシャープさもあり、軽量。まぁ、非の打ち所がないグラブですね。
Professional Line-浦上レザーグラブ 【UR-4】ご購入はこちらから
ATOMS 浦上レザーグラブ。湯もみ型付けに最適!
久保田スラッガーの革が「スラッガーグラブは皮にコーティングをしていない為、いわば皮が息をしているといえます。」
であれば、
ATOMS 浦上レザーグラブの革は「ゆっくりと長く深呼吸しているような」とでも表現しておきましょう。
表面にコーティングがなく、非常にキメ細かく、そして程よいハリ、コシがあり、使えば使うほど素手によくなじみ、捕球感が手に伝わってくる。そんな革です。
湯もみ型付けなどの加工に最適で、ユーザーの好みに合わせてグラブの加工が可能な革といえます。
UR-2を湯もみ型付けしてみました。
こちらは元型を活かしたポケット深めのしっかりキャッチ型に仕上げました。
当店では湯もみ型付け依頼も受け付けております!
気軽にお問い合わせください。
公式LINE 公式Instagramなどから気軽にどうぞ!
当店は新宿駅から約5分の立地です。
マンション型建物の1007号室とちょいと怪しげですが、気軽にお越しいただければと思います。アクセス
不在になることもありますので、ご来店の際は前もってお問い合わせいただけると幸いです。